番茶はカフェイン少ないがカテキンが多い!冷え性は要注意

茶葉

日本茶といえば代表なのが緑茶でしょう。
緑茶とひとことで言っても種類はさまざまです。
その中のひとつに番茶がありあります。

緑茶は冷え性には良くないと以前紹介しましたが、番茶は食物陰陽表では紅茶と同じ位置にあり比較的冷え性に良い食品となっています。

番茶は栽培の特性からカフェインが少なくカテキンが多く含まれているともいわれています。
健康成分カテキンは多い方が良いですが、冷え性の人には注意が必要な部分もあります。

ここでは番茶の特徴と飲み方などを紹介していきます。
日本茶の中では比較的飲みやすいお茶ですから、効果的に摂取して冷え性対策に役立てましょう。


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緑茶は茶色のお茶に比べて特徴がない

今更感があるかもしれませんがお話します。
緑茶にもしっかりと種類が存在して違いもあります。
とはいえ、茶色いお茶に比べて味に違いがわかりにくいといえるのではないでしょうか。

私も調べるまでは番茶と聞いて緑茶に結びつけることはできなかったと思いました。
私の中で緑色のお茶は緑茶か抹茶くらいです。
情けないながら、コンビニでペットボトルのお茶を購入するときは種類の違いは全く気にしていませんでした。

緑茶には

  • 新茶
  • 玉露
  • 番茶
  • 抹茶

といった区分が存在します。

一方、茶色いお茶である

  • 麦茶
  • ほうじ茶
  • 玄米茶
  • 紅茶
  • ウーロン茶

どれも味に特徴があるものばかりではないでしょうか。

コンビニのペットボトルの包装に「新茶使用」とあれば、目を引くのでなんとなく手にとってみたいなと思うくらいで新茶の味が好きということはないような気がします。
(これは個人的な感想です)
皆さんはどうでしょうか?

そもそも番茶とは何かが自分では分かっていないため、どのようなお茶なのかを調べるところからはじめました。


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夏場の麦茶はカフェインゼロで水分補給に適する

学生時代は基本的に麦茶を持参していました。
おそらく私の周りもそうだったので親が子供に持たせるのは麦茶のシェアが圧倒的に多いのではないでしょうか。

特に小学生くらいは活発に動きますので水分補給は重要です。
もし緑茶を大量に摂取したらそれだけカフェインも摂取することになるでしょう。

夏場の水分補給は重要です。
それによって大量のカフェインを摂取することは体によくありません。
夏場は麦茶を常飲する風習は先人の知恵があるのかもと私は思いますね。

番茶とはなにものか?

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番茶とはなにものか?
そこからスタートです。
伊藤園のお茶百科には番茶について次のような説明がありました。

日本茶の基本的な主流から外れたお茶を総称して「番茶」と呼びます。
茶葉の摘採期や品質、地域などによって、さまざまな意味の番茶があります。
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出典:伊藤園>日本茶の種類 番茶

ひとことで番茶と言っても種類は様々であることが分かります。
出回る番茶のほとんどは「2.」の秋冬番茶三番茶・四番茶のような遅い時期に収穫されたものだそうです。

茶摘みの歌い出し「夏も近づく八十八夜」は立春である昨日2月4日から数えて88日目に当たる5月頃に一番で、

  • 一番(5月)
  • 二番(6月)
  • 三番(7~8月)
  • 四番(9~10月)

と続いていきます。

三番と四番が番茶と扱われることが多いようで、秋ごろ収穫されるものは体を温める食品が多いことから陽性に近い食品となるのではないでしょうか。

また北海道、東北、北陸といった寒い地域ではほうじ茶を番茶と呼ぶ地域もあるようです。
このあたりは地域性が出るところですね。

ここでは一番多いと言われる「2.」の秋冬番茶として話を進めていくことにします。
三番(7~8月)の収穫をせず四番(9~10月)で収穫されたものになります。


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カテキンが豊富

番茶にはカテキンが豊富に含まれており、カフェインは少ないため子供やお年寄りでも飲みやすいものとなっているようです。
ここではカテキンとカフェインについて書いていきます。

カテキンについては玉露の製法を簡単に紹介したことがあります。
テアニンと呼ばれる成分は日光に当て続けるとカテキンに変化していきます。

カテキンの詳細は下記の記事も参考に。
ピロリ菌対策にもなります。

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ここで扱う番茶とは夏に収穫を迎える三番茶を飛ばして秋の四番茶の時期まで待つものですね。
四番茶となれば秋ごろまで日光に当たり続けるためテアニンがカテキンに変化する量も当然ながら増えます。

カテキンは動脈硬化対策にもなるとされています。
ただし、冷え性対策として飲む場合は一工夫必要。

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番茶はカフェインが少ない

番茶はカフェインが少ないのも特徴と言えます。
静岡のお茶市川園のサイトにはカフェインの含有量がグラフで示されていたので引用します。

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出典:静岡のお茶市川園>体を目覚めさせるカフェイン

「玉露」2~3週間ほど日光に当たらないようにしてから収穫される緑茶です。
ここにはないのですが日光を1週間ほど当てなくするもの「かぶせ」と言うそうです。

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出典:伊藤園お茶百科>玉露・かぶせ茶

伊藤園では「玉露」と「かぶせ」では栽培方法が違いそうです。
このように日光を当てない期間を設けるのが「玉露」や「かぶせ」になります。

グラフを見ての通りなのですが圧倒的に多いですね。
2週間ほどの日光を当てなくするだけでカフェインの量はここまで違いが出るのは驚きですね。

ただし、注意しないといけないことがあるようです。
次のグラフは興味深い情報を示してくれています。

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出典:静岡のお茶市川園>体を目覚めさせるカフェイン

こちらのグラフは茶葉本体のカフェインの含有量です。
この中に番茶が含まれていないので判別はできませんが、玉露と煎茶の違いは大きくないことからカフェインそのものが大幅に減ったということはないようです。

このグラフが示しているのは、お茶として水やお湯に溶け出すカフェインは玉露が圧倒的ですが、茶葉を料理して食べたりするとカフェインの量に違いはあまりないということです。

カテキンとカフェインについて紹介してきました。
日光にあたる期間が短いほどカフェインが強く、逆に長いとカテキンが強くなると言えそうです。
相反する関係にあるといえるのではないでしょうか。

カフェインは健康に良くないというイメージが強いですが、カテキンは健康的な成分と紹介されることが多いです。
当サイトでも過去にカフェインは利尿作用があるので冷え性には良くないと紹介しています。
(利尿作用は必要なときもあります)

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そうなるとカフェインが少なくカテキンが多い番茶は健康的に優れたお茶であると言えるのですが、当然ながら注意しないといけないこともあります。

カテキンが多いとタンニンが増える

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冷え性対策には血行は重要です。
当サイトでも何度も登場しているフレーズなのでお馴染みになっているかもしれません。

日本茶には渋み成分として知られるタンニンがあります。
タンニンはカテキンが酸化重合することによって誕生するとされています。

カテキンが多いと必然的に含まれるタンニンの量が増えて、食事によって摂取した鉄分を腸が吸収できないようにしてしまうことも分かっています。

鉄欠乏性貧血の人は緑茶などタンニンを含む食品は取らないように指導されることもあるようです。
冷え性対策で血行促進は必要ですから、血液のヘモグロビンの材料となる鉄分が吸収できないのは問題です。

冷え性は番茶など日本茶はダメかというと、そうではありあません。
飲み方を工夫することで対処は可能です。

番茶はカフェインも少ないため飲みやすいお茶です。
食後30分ほど時間を置いてから飲むようにすると効果的と言えるでしょう。

効果的に飲んで冷え性対策

番茶はカフェインが少なく飲みやすいお茶です。
子供やお年寄りでも安心して飲めるといえるでしょう。

しかし、健康成分であるカテキンも酸化重合するとタンニンという渋み成分に変わります。
冷え性の人はタンニンには注意が必要です。

冷え性は血行の悪化によって起こるものがほとんどです。
血液を正常に保つには鉄分の吸収をできるだけ多くして新鮮な血液を保ちたいものです。

食事中はできるだけタンニンの少ないお茶を飲み、食後の一服として飲むように気をつけると良いです。
番茶も冷え性以外にも健康的になる成分が含まれていますから効果的に摂取するようにしましょう。

タンニンの少ないお茶にごぼう茶があります。

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コーヒーや緑茶で寿命が伸びる?

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コーヒーや緑茶を飲むことで寿命が伸びるという結果が出たようです。
両者とも健康に対する研究は長年続いています。

健康的な成分が多いのは事実ですが、カフェイン含有は見過ごせない部分です。
コーヒーや緑茶が寿命に影響を与える成分はなにか?

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