ゾウのガン死亡率は5%|「p53」体温も関係している?

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出典:ゾウにがんが少ない理由を解明、米研究 AFP=時事 10月9日(金)10時31分配信

先日ゾウはガンが少ないというニュースが出ていました。
世の中いろいろな研究をしている人がいるものだと感じたのですが。
ゾウのガンが少ない理由が判明して、これを人間に転用できないかという可能性が示されたわけです。
ただ、肝心なところがボヤかしてあったので中途半端な状態で終わっていました。
ということで私の個人的な見解を書いてみたいと思います。



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●ゾウにがんが少ない
ニュース記事になるガンの話はほぼ100%が人間の話ですよね?
特にここ数日は芸能人のガンに関する話が非常に多く見られます。
動物園の人気動物が死亡したときにもニュースになりますが、大抵の場合は寿命によるものが多いです。
ガンで死亡した人気動物は私の記憶ではないので、人間以外がガンで発症する事例があるのかさえ疑問でした。
ニュース記事夜と次のように紹介されています。

ゾウの死因の膨大なデータベースを分析した結果、がんで死ぬゾウは全体の5%に満たないことが分かった。これに対し人間では、がんは死因の11~25%となっている。
出典:ゾウにがんが少ない理由を解明、米研究 AFP=時事 10月9日(金)10時31分配信

アメリカの研究機関ではゾウの死因の統計をとっているらしく、それによるとガンによる死因は5%あるそうです。
やはりゾウも人間と同じくガンで死亡するケースがるとのこと。
これは初耳だったので驚かされましたね。
興味があったのでさらにゾウとガンの関係について調べてみたのですが、ネット上にはまったく情報がありませんでした。
つまり、今回のニュース記事だけが情報源となりそうです。
あまり人々の関心のあることではなかったようですね。
私もニュース記事で驚いたくらいですから、そういうものなのかもしれません。
ちなみに、ニュース記事では次のようにもあります。

「論理的に推論すると、ゾウは途方もない数のがんを発症するはずで、実際には、高いがんリスクにより今頃はもう絶滅しているはずだ」
出典:出典:ゾウにがんが少ない理由を解明、米研究 AFP=時事 10月9日(金)10時31分配信

大人のゾウは人間よりはるかに大きい体をしています。
そうなると細胞の数も多くなりますからガンになりやすいそうです。
あとでも触れますが、ガン細胞は損傷が激しく修復不能になった細胞が変化してできます。
細胞の数が多ければ多いほどリスクが高まるのは当然ですね。
人間よりガンリスクが高いはずのゾウが人間よりガン死亡率が低いという逆転現象が起こっていることになります。
といってもゾウの数と人間の数は圧倒的な開きがありますから単純比較はできません。
去年放送されたクローズアップ現代では日本では120頭ほど飼育されているとか。
日本人の100万分の1ですから違いは一目瞭然ですね。



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●腫瘍の形成を抑制するタンパク質「p53」をコードする遺伝子
ニュース記事には専門的なことも書かれており私も理解し難いのですが、どうやら「p53」というタンパク質がゾウのガン抑制に貢献していることがわかったそうです。
今回のニュースの肝の部分になるかと思います。

米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に掲載された研究論文によると、ゾウには、腫瘍の形成を抑制するタンパク質「p53」をコードする遺伝子の一部が変化したコピーが38あるが、人間は、この種のコピーを2つしか持っていないという。
出典:出典:ゾウにがんが少ない理由を解明、米研究 AFP=時事 10月9日(金)10時31分配信

おそらく言いたいことはこういうことでしょう。
・「p53」というタンパク質があり、それが変化した「p53-1、p53-2、…p53-38」と38種類の亜種抗体が存在
・作られるガン細胞はこのなかのどれかのパターンに当てはまり、増殖する前に抗体が反応して免疫細胞を通して破壊
・ガンの増殖を未然に防ぐ
このような解釈ができるのかなと考えられます。
ゾウは遺伝子で抗体を作り出すことができるため、人間の遺伝子操作で38パターンの抗体を意図的に作ることができれば新たな治療方法になるということでしょう。
実現できれば画期的な方法かと思いますね。


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●なぜゾウなのか?|ゾウの体温は人間に近い
今回なぜゾウの研究結果が人間に転用できる可能性が示されたのか?
さて、あなたはゾウの体温を知っているでしょうか?
そう聞いている私も知りませんでした。
調べてみると平均して 36~37 ℃だと言われているようですね。

排出されたばかりのゾウの糞は体温測定に用いられる。これを「糞温」という。ゾウとの接触には危険が伴うが、この方法は、必ずしもゾウと接触する必要が無いため、完全な馴致(人馴れ)がなされていない個体にも用いられる。ゾウの糞温の測定方法は定められており、排泄直後の糞に水銀体温計を約 5 cm 挿入し、30 秒後に糞塊の中心部まで入れ、90 秒間測定する。ちなみにアフリカゾウとアジアゾウの正常な体温はおよそ 36 – 37 ℃の範囲にある。このほか排出物の体温測定には尿温もある。
出典:ゾウの糞のリサイクル – Wikipedia

人間の平均体温は37℃くらいであり、日本人平均は36.89℃と言われています。
ゾウの体温と人間の体温は比較的近いのです。
実験でよく使われるモルモット(ネズミ)は37~38であり人間に近い温度となっています。
医学の検証実験では細胞という生き物を相手にするので環境が重要です。
体内の細胞は人間の平熱下で活動していますから、その環境で効果を発揮しなければ意味がありません。
ですから、検証には体温は非常に重要なのです。
ゾウと人間では体の大きさは全然違います。
しかし、体温に関して言えば36℃ですからそれほど大きな違いはありません。
そのため「p53」というタンパク質も人間の体内で正常に活動できる可能性があるのでしょう。
これがゾウが選ばれた理由なのかなと思いますね。
余談ですが、ブタの臓器が人体移植できる研究も進んでいますが、これもブタの体温と人間の体温が近いため正常に働くことを期待してのことのようです。
(コラーゲンで豚が活用されている理由との関係は分かりませんが)
当サイトは冷え性について扱っており、平熱と内臓の働きは密接に関係していることも紹介しています。
体温はあらゆるところで関係性を持っているのです。
●ゾウとガン細胞は未来の治療に役立つかも
私は利用関係者ではないので、このような研究に対してコメントする立場ではないかもしれません。
しかし、日本でもガン患者は増加傾向にありますし、ここ連日は芸能人のガンに関する話が多いです。
私も将来ガンにならない保証はありませんから、日頃からこのようなニュースに関心を持ち、気をつけていかなくてはいけないと考えています。
もしゾウが持つ「p53」タンパク質の遺伝子を組み込むことができれば、将来的にガンリスクが下がる可能性はあるでしょうね。
我々部外者は待つことしかできませんが、明るい将来が待っていることを願うばかりです。

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人間が持つガン細胞に攻撃を仕掛けるタンパク質にヒートショックプロテイン(HSP)があります。
こちらも体温が重要です。


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