ゴーヤは糖尿病予防になるが沖縄の死亡率は2位

ゴーヤ

2000年に入ってからだと思いますが「健康にはゴーヤと言われるようになりました。
我が家でもそのブームに乗っかりゴーヤを食べたのですが苦くて捨てる始末。

漢方もそうですが苦味のあるものは薬になり、健康にも良いとされています。
ゴーヤには糖尿病予防に良いと言われ冷え性改善にも効果を期待できる食品です。
冷え性は生活習慣病の警告みたいなものですからね。

ゴーヤと言えば沖縄料理。
沖縄の長寿を支えてきたのは沖縄料理の栄養バランスの良さにあったと言えます。
ゴーヤを食べているイメージのある沖縄県民ですが、実は糖尿病による死亡率が全国で2位と言う話もあります。

果たしてゴーヤは本当に糖尿病予防になるのか?



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ゴーヤの苦味成分が糖尿病に効果効能あり

ゴーヤは非常に生命力の強い野菜で、害虫対策はほとんど不要です。
日照の条件が合えば家庭菜園でも手軽に育てることができます。
害虫を寄せ付けないのはあの苦味成分でしょうね。

ゴーヤが糖尿病に効果があると言われているのは苦味成分にあります。
苦味は「モモルデシン」「チャランチン」と言う成分で果皮に含まれているそうです。

■ 血糖値を安定させる
ゴーヤーは独特の苦味が特徴。その苦味は、果皮に含まれるモモルデシンとチャランチンという成分に血糖値を下げる効果のあることがわかってきました。

また、ゴーヤーには植物インスリン(P-insulin)が豊富に含まれています。この成分は新しく発見された成分で、薬品のインスリンに似たタンパク質です。薬品のインスリンでは時に低血糖の症状が見られ危険を伴うことは広く知られています。 しかしゴーヤーに含まれる植物インスリンの場合は、血糖値を安定させる優れた効果があります。

これらの作用については海外でも多くの臨床試験が行われ、その結果いずれもゴーヤーが糖尿病に有効であることが報告されています。
出典:All About>長寿を支えるパワー食 ゴーヤー

All Aboutの説明では「モモルデシン」と「チャランチン」が血糖値を下げて安定させる成分であるとしています。
ゴーヤは苦いので水にさらして苦味抜きを念入りにすると思いますが、糖尿病対策で食べるのであれば苦味成分はできるだけ残した方が良さそうです。

ゴーヤの苦味の強さは果皮よりも「ワタ」と呼ばれる白い部分です。
後で紹介しますが、こちらにはキニーネと言う別の苦味成分。
苦味成分は残したほうが良いですが、キニーネの苦味は取り除いた方が良いとされています。

「ワタ」の部分を取り除けば比較的に苦味は抑えられるでしょう。
我が家で出るゴーヤも「ワタ」の部分は除去しています。
最初の調理は「ワタ」が多すぎたため食べれませんでした。

また、果皮の苦味成分も強めですからそのまま食べるのは慣れが必要かもしれません。
ジュースにして他の甘味成分などと一緒にすると無理なく摂取できるでしょう。

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さらにAll Aboutでは「植物インスリン(P-insulin)」が含まれているともしています。
インスリンは脾臓から出るもので、血液中のブドウ糖を調節するためにあります。

インスリンについては以下の記事も参考に。

ゴボウ茶のダイエット効果は体重とインスリンを適正にする
南雲吉則先生は体重を15kg減量させることに成功した他にも脳、骨、血管の年齢が20歳以上若返っています。 さまざまな健康法を実践した結果ですが、その中でもゴボウの力については強く語られています。 &nbs…

糖尿病はインスリンが出なくなり血糖値が下がりにくくなった状態です。
ゴーヤを食べることで「植物インスリン(P-insulin)」が血糖値の低下させる作用をすることになります。
これらが「ゴーヤは糖尿病予防に効果的である」と言われる理由ですね。



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糖尿病に効果あり、しかし沖縄は死亡率2位

ゴーヤと言えば沖縄料理ですね。
日常的にゴーヤを食べているイメージがある沖縄の人ですが、糖尿病での死亡率は全国で2位と言われています。
沖縄県民の糖尿病死亡率は全国平均を上回っているのです。

沖縄県では糖尿病による死亡率も高い。全国平均と比べ1990年頃まで低い数値だったが急速に増え、ワーストの徳島県に迫る勢いだ。
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出典:糖尿病ネットワーク>[沖縄] 「長寿県」でも糖尿病やメタボが深刻に

1990年から上昇を続けているためゴーヤブームが起こる1990年代末には死亡率の上昇が見られています。
全国平均は下がりつつあるなかで沖縄県は上昇しているのです。
沖縄県が上昇している原因については以下ように説明されています。

長寿の要因として、温暖な気候の中でよくからだを動かすことや、肉類の脂肪分をよく落としてから食べる伝統的な料理法、塩分の摂取量が少ないことなどが挙げられる。しかし近年は、ファストフードに代表されるような食事の欧米化や、運動不足が原因で、大きく変わってきている。
出典:糖尿病ネットワーク>[沖縄] 「長寿県」でも糖尿病やメタボが深刻に

原因として考えられているのは生活様式の変化ですね。
日本も食文化の欧米化が進んだために生活習慣病が深刻化しています。
それに従うように沖縄県も食文化の変化が糖尿病急増の原因ということです。

沖縄県は戦後日本の領土ではありませんでしたから いち早く食文化の変化が起こっています。
しかし、本土のように深刻化が遅れたのはインフラ整備の遅れが運動の機会を作っていたことにあるでしょう。

欧米の食文化が入っても運動量が多いため健康を維持できていたのではと推測もできますね。
それがインフラ整備が進みモータリゼーションで自動車が普及したため運動機会が激減し糖尿病と言った生活習慣病が深刻化する結果につながったとも考えられます。

こう考えると沖縄の人は沖縄料理離れは早い段階から起こっていたのかもしれません。


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ゴーヤは糖尿病に効果がないと言う意見も

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沖縄県が糖尿病の死亡率が2位であることからゴーヤの効果が疑問視される声も存在します。
上のようなデータを見ればそう思うのはしかたがないのかもしれません。

糖尿病の予防に効果効能があるというのは動物実験によって得られた結果のようです。
人間に対して有効であるかは実証がされていない部分もあるとのことでした。

食文化の変化が糖尿病発症率を高めているという分析であるため、必ずしもゴーヤが糖尿病に効果効能がないということを証明するものでもありません。
沖縄県はかつて長寿日本一の県であったことを考えると、沖縄の食文化は健康的に生活できるものであることは間違いないと思います。

高齢者は沖縄の食文化を守り、若年層は欧米化した食文化に浸る。
このような乖離が長寿と糖尿病の相反する2つが共存した理由なのかなと思いますね。
長寿といえど寿命は来ますから、沖縄県が平均寿命の順位を落とすのは時間の問題だったのではないでしょうか。

ゴーヤブームも、もしかしたら沖縄料理再注目の意味があったかもしれません。
長寿を支えてきたのは沖縄の食文化とゴーヤの力であると私は考えます。
ゴーヤは糖尿病予防に繋がると言えるのではないでしょうか。

ゴーヤはカリウムが豊富で体を冷やす

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当サイトは冷え性を専門に扱うのでゴーヤが冷え性に対して作用するかも考える必要があるでしょう。

ゴーヤにはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは塩分の排泄を手助けする成分であり、現代人の塩分過多な食生活には非常に良い効果を発揮してくれるでしょう。

現在平均寿命日本一は長野県です。
長野県が長寿である秘訣は野菜の消費量が多いこと。
野菜にはカリウムが豊富に含まれているため、それが大きく関係しているのではないかと言われていますね。

冷え性と塩分を長寿日本一長野県の事例から考える
塩分の取り過ぎは健康に良くないと言われますね。 現代社会では濃い味付けが多く、私も外食をすると味付けの濃さが気になります。 厚生労働省でも塩分の摂り過ぎは高血圧になり生活習慣病を引き起こすと警告しています。 …

カリウムを多く含むということは、同時に利尿効果が高いということでもあります。
ゴーヤはウリ科ですから、体を冷やす野菜です。
沖縄県は暑い地域ですから、風土に合った野菜となっています。

塩分を排泄する機能は腎臓であり、血液をろ過して余分な塩分を尿として捨てます。
塩分を捨てる方法が尿であるためゴーヤには利尿効果があることになりますね。

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利尿が増えると体内の温まった水分が排泄されて体を冷やすことになります。
ですから、冷え性に対して良くない野菜となるのですが、水分を貯めこみ過ぎた「むくみ」も冷え性に悪影響を与えるのも事実です。
適切な水分排泄は必要になります。

カリウムの役割は塩分排泄です。
血液の塩分濃度が高いと血行も悪くなりますから、ゴーヤはウリ科で体を冷やすと言われますが食べた方が良いと言えます。

苦味成分を克服するならジュース

苦味抜きとして水に晒すと苦味成分は落ちて食べやすくなりますが栄養もそれだけ流れます。
ゴーヤの特徴はあの苦味成分にあり、糖尿病予防も苦味成分にあるのです。
糖尿病予防のためにゴーヤを食べるなら果皮の苦味成分をできるだけ摂取するようにしなければいけません。

そして、ゴーヤにはカリウムも豊富に含まれていると紹介しました。
カリウムは水に溶けやすい成分なので苦味抜きと一緒に抜けてしまうことも考えられます。

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上記の記事でも触れていますが、野菜を効率よく摂取するには生野菜ジュースと言う手があります。
軽く下処理をして生のままミキサーでミックスするだけです。

ゴーヤの苦味成分や青臭さにはある程度慣れが必要で最初はキツイかもしれません。
しかし、生野菜ジュースにすることで他の甘味と混ざりマイルドになります。
調理に自信がない人はジュースにすると手軽に摂取できると言えるでしょう。

作り方動画がありました。

材料はゴーヤの他にニンジンリンゴです。
リンゴの冷え性対策効果については過去に触れています。
生活習慣病予防にもなり、ゴーヤとの相性も良さそうですね。

後で紹介しますキニーネの除去にも注意した方がよいでしょう。

和名はツルレイシ完熟するとメロンの味

ゴーヤと一般的に言われていますが、私が最初に聞いた名前はニガウリでした。
名前からして苦いのだろうと思っていましたが、想像以上の苦さでしたね。

苦味の元は後に紹介するキニーネだそうですが、調べてみましたが苦味成分の詳細は分かりませんでした。
あまり知られていないのが和名です。

和名は「ツルレイシ」という名前で、「レイシ」はライチのことです。

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ライチの見た目はこのようになっています。
皮がボツボツになっていて、どこかゴーヤのようにも見えますね。。
見た目がライチに似ていることから「ツルレイシ」という名前がついたとされています。

スーパーなどで売られているゴーヤはニガウリと呼ばれる通り完熟前の苦い時期のものですが、完熟すると見た目が黄色になりメロンのような味になるそうです。

腐っているわけではなく普通に食べられるそうですね。
歯ごたえがなくなるので、ジャムなどに加工してしまうと良いそうです。

ゴーヤの苦味成分は果皮にもありますが、種の周りについた「ワタ」と呼ばれる部分がより強く、料理に使われるときはごっそり捨てられてしまう部分です。

この種の周りこそ栄養価が最も高い部分で食べた方が良いのですが、苦味が強すぎて食べにくい部分になります。
また、キニーネと言うあまり良くない成分も含まれているので注意が必要です。

苦味の強い「ワタ」も完熟すると甘みが強く出る部分で食べやすくなるようです。
苦味が抜けるので糖尿病予防になるかは分かりませんが…

ゴーヤサプリメントはキニーネに注意

日常的に調理をする人であればゴーヤ料理をメニューに加えてみるのもありですが、そうでない人でも簡単に摂取できる方法としてサプリメントがあります。
ゴーヤサプリメントもしっかり販売されています。


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サプリメントを摂取するときはキニーネに注意しないといけないようです。
健康アプリ「Karada Manager」のサイトにはゴーヤの記事があります。

妊婦さんはちょっと注意を
体にいいパワーもたくさんありますが、一方で、ゴーヤに含まれる「キニーネ」という成分には、早期・中期の流産を引き起こす作用があるともいわれています。
妊婦さんは食べ過ぎに注意しましょう。
沖縄が暑くても長寿国なのは、やはりゴーヤのパワーのおかげでもあったというわけですね。
今年の夏は、ゴーヤの力でクールダウンし、「夏バテ知らず」になりましょう!
(管理栄養士:川口由美子 <Food-Medi>)
出典:Karada Manager>まるごと”ゴーヤ”講座

サプリメントは栄養価が高い「ワタ」も使われているそうで、キニーネが多く含まれているとのこと。
妊娠中や抵抗力の弱い子供は口にすることを控えた方が良いとされています。

キニーネは解熱成分であるため、冷え性の人は過ぎに注意した方がよさそうです。
ゴーヤはサプリメントでの摂取は望ましくないかもしれません。

糖尿病予防なら苦味成分を積極的に

ゴーヤには生活習慣病の代表的存在である糖尿病予防に効果があると考えてよいでしょう。
沖縄県の糖尿病による死亡率の増加と言うデータはありますが、生活様式の変化がもたらしたものです。

沖縄県の長寿を支えてきたのは沖縄料理でしょうから、ゴーヤに糖尿病など生活習慣病を予防する効果は期待できると思います。
糖尿病予防でゴーヤを食べるなら果皮の苦味成分である「モモルデシン」と「チャランチン」が流出しないように注意が必要です。

苦味抜きをすると塩分排泄の作用を持つカリウムが流れ出ることも考えられますからできるだけそのまま食べるのが良さそうです。
苦味は慣れが必要なので手軽に摂取できる生野菜ジュースにしてリンゴの甘味で調節すれば冷え性対策にもなるでしょう。

ウリ科で体を冷やす野菜ではありますが、深刻化する生活習慣病を抑制する期待ある食品です。
積極的に食べていくようにした方がよいでしょうね。


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