冷え性と塩分を長寿日本一長野県の事例から考える

長野 松本 城

塩分の取り過ぎは健康に良くないと言われますね。
現代社会では濃い味付けが多く、私も外食をすると味付けの濃さが気になります。
厚生労働省でも塩分の摂り過ぎは高血圧になり生活習慣病を引き起こすと警告しています。

私は冷え性対策をしている身でありながら二郎系のラーメンは好きなので月に1回程度は行きます。
ストレスは冷え性を悪化させるのでたまには発散も必要です(笑)
味を濃くする「カラメ」のオーダーもありますが、普通の味付けでも濃いと感じるくらいでほとんど飲みません。

調べていくと塩は陽性食品であるため冷え性には良いとされています。
さらに塩分の摂取量が多くても長寿の都道府県もあるのです。

塩分の過剰摂取は本当に健康に良くないのか?
その真相に迫りたいと思います。



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塩は冷え性に良い陽性食品

味付けの濃い食品も多く、現代人は塩分の摂り過ぎと言われます。
厚生労働省のサイトでも減塩にについて紹介されていますね。

厚生労働省は塩分を摂り過ぎると高血圧となり生活習慣病のリスクを背負うことにになると警告しています。

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しかし、冷え性の立場から見るとなんとも言えない状態になっています。
鍼灸師田中美津先生の著書『新自分で治す「冷え症」』にある食物の陰陽表では塩は陽性食品に分類されているのです。
漬物など塩気のあるものは基本的に体を温める食品になります。

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出典:【楽天ブックスならいつでも送料無料】新・自分で治す「冷え症」 [ 田中美津 ]P88

陽性に分類される食品は体を温めるものです。
塩は最も陽性側の食品で代表みたいな位置づけにあることが確認できるでしょう。

その他にも塩辛、タクアン、味噌漬けなど塩分の濃い食品が並んでいることが確認できます。
冷え性対策には塩分が必要とされることがお分かりかと思います。



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長寿日本一は漬物で有名な長野県

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日本一長寿の都道府県はどこかご存知でしょうか?
塩分消費量が6位平均消費量男性12.6g、女性11.1g

長野県(2015年現在)

なのです。

かつて日本一長寿の都道府県といえばかつては沖縄県でした。
今でもそう思っている人も多いかもしれません。
沖縄県の実態は以下の記事を参考に。

ゴーヤは糖尿病予防になるが沖縄の死亡率は2位
2000年に入ってからだと思いますが「健康にはゴーヤ」と言われるようになりました。 我が家でもそのブームに乗っかりゴーヤを食べたのですが苦くて捨てる始末。   漢方もそうですが苦味のあるも…

沖縄県はお年寄りを大切にする文化があると紹介されることが多く、私は沖縄県は高齢者にやさしい県であると学校の授業で習ったような気がします。

その対極にあるのが長野県でした。
長野県はお年寄りを大切にしない県と紹介されていたような覚えがありますね。

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出典:Google Maps>姨捨

長野県には姨捨という地名があります。
この地名については諸説あるのですが、私が学校で聞いた話では「働けなくなった老婆を捨てる場所」でした。

この説は否定的な意見が多いため、現在では信ぴょう性がないのですが、私はこのように教えられたので長野県と長寿は結びつくことはありませんでしたね。

しかし、現実には長野県は長寿日本一になっているのです。
姨捨の説がどうこう関係なく、塩分を多く摂取している長野県が長寿なのです。
調べてみると長野県が日本一長寿である理由はしっかりとあるようです。


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漬物が野菜消費量を押し上げている

長野県は冬季五輪ができるほど雪が降りやすい地域です。
このような気候は畑作が向かず、夏場に収穫したものを保存して冬を過ごす必要があります。
そのため、野菜を塩漬けにして保存する文化が育ったようです。

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市販のチューブ入り生姜。
原材料を見ると「食塩」と明記されています。

これは保存性を高めるためと考えられます。
塩は今も昔も保存料としても使われているのです。

長野県といえば野沢菜漬けが有名ですね。
私も信州方面へ出かけると必ずお土産には野沢菜漬けを選びます。

長野県は昔から漬物の消費が多い地域であり、漬物は野菜で作りますから野菜の摂取量も必然的に多くなるのでしょう。
そして、野菜を食べることが塩分の過剰摂取でも長寿になれる秘訣のようです。

「長野は、男性一日379.4グラム、女性364、8グラムと、それぞれ2位の島根を20~40グラムも引き離してのダントツ全国第1位なのです。野菜には塩分を体から排出するカリウムが大量に含まれており、たくさん食べることで健康が維持されているのでしょう」(厚生労働省関係者)
出典:J-CAST>塩分取り過ぎなのに長寿日本一「長野県」秘密は野菜だった!信州味噌と野沢菜漬けもいいらしい

J-CASTに厚生労働省の意見がありました。
塩分をたくさん摂取しても、それを体外に出すカリウムも同時に摂取しているため健康には影響していないという見解です。
塩分を摂取した分を野菜に含まれるカリウムが流してくれているため塩分が健康に問題を与えていないことになります。

寿命最下位はにんにく・リンゴで有名な青森県

長寿日本一は長野県でした。
それではワースト1はどこかご存知でしょうか。

にんにくやリンゴといった冷え性に良い食べ物の生産地青森県です。
青森県は平均寿命最下位だそうです(2015年現在)。

厚生労働省が2013年2月28日に発表した2010年の都道府県別の平均寿命調査によると、ワーストは青森県で、男女とも全国最低だった。この調査は5年おきに行われて、青森県の男性は1975年から8回連続、女性は2000年から3回連続の最下位である。
(中略)
これを「長寿」日本一の長野県と比べると、長野県の男性は食塩摂取量で同6位と高いものの、喫煙は44位、飲酒習慣は19位、肥満は40位、野菜摂取量は1位、歩数は19位となっている。
出典:J-CAST>青森「平均寿命」ワーストワンの原因 塩分取りすぎ、運動不足、喫煙、飲酒では当然

青森県は外食が日本一少ない県と紹介されることが多く、インスタントラーメンの消費量が日本一でもあります。
インスタントラーメンは塩分が多い食品なので塩分摂取量が増えるのは普通ですよね。
塩分摂取量の多い青森県と長野県の違いはどこにあるのでしょうか?

その違いは野菜にあると考えられます。
青森県の野菜摂取量は全国31位と下から数えたほうが早いです。

この違いからも分かるように野菜の摂取量が寿命の長さを決めていると言っても良いかもしれません。
塩分摂取量が多くても野菜の摂取量(カリウムを含む食品)によって違いが出てくるのは間違いないでしょう。

塩分は循環させることが健康的?

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現代人は塩分を取り過ぎていると言われており、減塩商品が増えてきたと思います。
しかし、長野県は塩分の消費量が6位でありながら野菜の消費も多いため寿命は1位となっています。

長野県の場合は塩分を摂取しても排泄するカリウムも同時に摂取しているので循環が良好であることが大きいのではないでしょうか。

冷え性は血液も含めて循環している状態が良いとします。
むくみのように水分が体中に蓄積された状態は冷え性の観点からは良いものとは言えません。
田中美津先生の著書では塩分の濃いものは陽性食品に分類されています。

総合的に考えると冷え性対策で塩分を考えるなら、野菜を食べてカリウムを摂取するとか、運動をして発汗で塩分を出すと言った循環させることを重点的にするのが良いのではと考えます。
長野県の長寿命を考えると減塩に走らず、摂取した塩分をいかに排泄して循環を良くしていくかが大切のように思えますね。

腎臓への負担はどうなのか

循環を重視することで健康は維持されると考えられるのですが、カリウムは腎臓へ負担をかけるとされています。
腎臓機能が停止してしまう腎不全の状態になるとカリウムの処理ができなくなり高カリウム血症になります。
塩分の排泄は尿として行われるわけですから、腎臓への負担も無視できなくなるでしょう。

循環を重視した場合、腎臓への負担も考えないといけません。
長野県はそれで長寿を獲得しているので、負担のことは考えなくても良いかもしれませんが、塩分の過剰摂取をカリウムで排泄するのは腎臓への負担もあることを忘れないようにした方が良いでしょう。

サラリーマンはランチは外食している人も多いでしょうから塩分コントロールは難しいです。
そのような場合はカリウムを摂取してできるだけ塩分を排泄するようにします。

そうでなければ食事の段階から塩分を気にしていた方が腎臓への負担は軽くなります。
カリウムを摂取すれば塩分を大量に摂取しても大丈夫という考えは危険だと思いますね。

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