下痢の症状は内蔵を冷やすことで起こる!冷え性の関係も深い

トイレ

冷たいものを食べ過ぎるとお腹を下すと幼少期から言われていました。
私はこのように教えられてアイスクリームは1日1個までと決められていたのを覚えています。

冷たいものを食べることに限らずクーラーの効いた部屋に長時間滞在すると下痢の症状などが見られます。
内蔵を冷やすと下痢の症状が出やすくなるのです。

冷え便秘の関係は深いですが、下痢との関係も無視できません。
ここでは冷え性下痢について紹介していきます。



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内蔵を冷やすと下痢になる

体を冷やすと下痢になりやすいと言われています。
と言われてはいますが、冷たいものを食べて下痢にしたことはあまりないですね(笑)

ただし、一度だけそれらしい経験は覚えています。
それは胃のバリウム検査をした時です。

胃の検査には胃カメラとバリウムの2種類があります。
バリウム検査はX線で胃の内部を見るのですが、そのままだと中が透け映りません。
そのためバリウムを飲んでX線で見やすくする検査方法です。

このバリウムは腸内に蓄積しておくと固まってしまい、出すには肛門から棒を入れて掻き出すしかなくなります。
つまり、下剤などを飲んで早期に出す必要があるのです。
(下剤をもらう時に便秘を告げると多めにもらえます)

私は便秘気味なのでバリウムを出すのに苦労をしました。
初めて検査を受けた時は下剤を飲んでも何も起こらなかったので焦っった記憶があります。

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冷たい牛乳を大量に飲んで無理矢理下痢の状態にして翌日までに全部出しました。
(バリウムは自然と固まるので水便にはなりませんでしたが)

体の寒気が恐ろしいほど実感したのを覚えています。
胃が冷えてしまったのでしょうね。

最近は仕事環境を良くするために冷房を効かせるオフィスが多いですが、これも外部から体を冷やすので下痢の原因になります。
ここから先はなぜ体を冷やすと下痢の原因になるのか、メカニズムを紹介していきます。

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下痢は神経伝達物質を関係している

下痢の起こるメカニズムには神経伝達物質が関係しています。
神経伝達物質は種類がいくつかあるのですが、その中でも代表的な3つは三大神経伝達物質と言われます。

三大神経伝達は次の3つです。

  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン
  • セロトニン

この3つの神経伝達物質のうち、下痢に関係しているのはセロトニンです。

セロトニンの説明だけでも良いと思いますが、3種類とも解説を入れておきます。
重要なのはセロトニンです。

ドーパミン

ドーパミンは快楽ホルモンとも呼ばれており、快楽を感じているときに多く分泌される他に集中力やモチベーションが高い時も多く分泌されています。
交感神経に近い作用を持つ神経伝達物質です。

ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは別名怒りのホルモンと呼ばれているものです。
興奮状態や不安感、恐怖感を強く感じたときに分泌される神経伝達物質になります。

人間社会におけるストレスを感じたときに出るのがノルアドレナリンです。
交感神経が優位の場合に出る神経伝達物質になります。

セロトニン

セロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれる神経伝達物質になります。
三大神経伝達物質のなかでは副交感神経に近いのはセロトニンだけです。

セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンをコントロールしているため、この2つが暴走状態にあるとセロトニンも抑えこむため暴走状態になります。
下痢の症状を抑えこむにはセロトニンの働きが重要になってくるのです。

セロトニンの材料となるトリプトファンはアーモンドに含まれています。

アルコールで減らしたセロトニンはアーモンドで補給
アルコールを摂取するとセロトニンが増えると紹介しましたが、セロトニンが減ると言う意見もあります。 調べてみるとセロトニンが減るのは間違いないと言えます。   それではアルコールはダメなのか…


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体を冷やすと下痢になるメカニズム

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ここから体を冷やすと下痢になるメカニズムをお話していきます。
今回は冷たいものを食べたという前提で進めていきます。

冷えた胃は温度を上げようとする

食事をすると副交感神経が活発になると言われています。
胃は消化酵素を働かせるために多くの血液を集めます。

消化酵素が活発に働くのは体温付近の温度です。
血液は体温を維持する役割も果たしていますから、血液を集めて冷えないようにしています。

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冷え性を改善していくことを考えると3つのポイントがあります。 熱を作る 熱を運ぶ 熱を保つ 3つのポイントは以下の記事でも紹介しています。 こちらの記事を見る前に目を通しておくと良いでしょ…

ここに冷たいものを入れると胃の温度は下がりますから、消化酵素の働きが弱まります。
消化酵素の働きが弱まった状態では消化不良になるため、機能回復のため温度を上昇させようとさらに血液を集めます。

その場合は、全身に送られる血液を減少させる必要があるため交感神経を働かせて血行を悪化させて対応します。
胃を冷やすと交感神経が優位になるのです。

セロトニンの過剰分泌

セロトニンは脳から出る物質と知られていますが、胃や腸の内部でも分泌されます。
交感神経が優位にある場合はドーパミンとノルアドレナリンが活発に分泌されますから、バランサーの役割をもつセロトニンも活発に分泌されることになります。

セロトニンが暴走状態になるのです。
胃や腸の内部にはセロトニン受容体があり、受容体とセロトニンが結合することで「ぜん動運動」が活発化します。

セロトニンで「ぜん動運動」が活発化

「ぜん動運動」は胃や腸の内部にあるものを押し出す運動のことです。
胃や腸の内部にあるものは自分で動くことはできませんので、なんらかの力を加えないと動くことはありません。

工場にあるベルトコンベアのようなものと捉えてもらえば良いです。
ぜん動運動については次の記事も参考になるかと思います。

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この「ぜん動運動」が弱まったときに便秘、活発になりすぎると下痢になるということです。
セロトニンを大量に分泌することで大腸内部に便が留まる時間が短くなりますから、水分が十分に吸収されず水様便や軟便となって排泄されるのです。

ウィルス性急性胃腸炎でも下痢になる

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先日、とくダネ!に出演している菊川怜さんが急性胃腸炎で番組と途中退席されています。
急性胃腸炎はウィルス等が原因で胃腸に炎症が出る病気です。

ウィルス感染した場合は、人間に備わっている自然治癒力が強く働きます。
自然治癒力は免疫力のことです。

ウィルス性の胃腸炎は胃腸にウィルスが感染して起こります。
小腸・大腸で感染すると炎症を起こし水分の吸収が阻害されて下痢のような水様便が出るのです。

さらに、ウィルスを洗い流すため分泌液を出します。

もちろん「ぜん動運動」を活発にしますから便が固まる前に出ることになります。
結果的に大量の水分を含んだ便が排泄させるため下痢となるのです。

私もこの胃腸炎をやりましたが、下痢が2~3日続きました。
食欲もないのに腹痛には見舞われると言う最悪な状態でしたね。

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水分の交換ができない下痢

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出典:アステラス製薬のパンフレット

下痢は胃腸のぜん動運動が活発になり、小腸・大腸で吸収されるべき水分が正常に取り込まれない状態となっています。
小腸で6~8L、大腸で1~2L吸収されるのが正常です。
便秘の場合は長期間便が大腸に蓄積されたことにより汚れた水分が体内に吸収されることが問題でした。

下痢の場合は、その心配はないものの体内の水分が入れ替わらず使い回しになってしまうためよくありません。
ウィルス感染の場合は分泌液として水分がさらに抜けていきます。

水分の入れ替えができないと血液自体も汚れますし、むくみなど冷え性の原因にもなってきます。
排便機能を適切にして水分の入れ替えも正常に行っていくことが大切なのです。

血液を正常な状態に保つためには大腸の環境を整えておくことから始まると言ってもよいでしょう。
下痢気味で冷え性を実感しているのであれば、下痢にならないよう対策をしていくことからはじめてみましょう。

下痢と便秘を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)という病気もあります。

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