免疫力は体温が1℃低下で30%減少【冷え性と関係深い】

防御 免疫

免疫力は体温が1℃低下で30%減少すると言われていますね。
冷え性関係に詳しい石原結實先生が著書でそのようなことを書かれたそうです。

体調が悪いときは熱が出てしんどい思いをすると思います。
免疫力は自己防衛機能ですから、体温を上げるには意味があると考えられます。

冷え性は冷えやすい状態ですから、免疫の働きに支障が出ることがあるとも言えるのです。
ここでは冷え性が免疫力を低下させる理由を書いていこうと思います。

そして、冷え性の人は免疫力が低い可能性があると自覚することも大切でしょう。
冷え性対策で免疫力を落とさないようように注意です。



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免疫力とはなにものか

免疫力とは自己防衛機能のことです。
自然界にはさまざまな病原体やウィルスが蔓延しています。

動物は自然界にあるものを食べて栄養を補給しますから、食物に付着した細菌やウィルスなども一緒に口の中に入れます。
食中毒が起こる原因はこれですね。

もちろん動物側にも無防備なわけではありません。
病原体やウィルスに対する自己防衛機能が免疫力です。

この自己防衛機能が冷え性との関係が深いと言えます。
ポイントとなる3つを紹介したいと思います。

冷え性の人は血液の流れが良くないと免疫細胞が働けない

赤血球 ヘモグロビン

冷え性対対策には血行促進が必要になります。
熱を運ぶ役割は血液にあるためです。
免疫力も血流と関係があるため、冷え性と関係が深い1つ目のポイントになります。

病原体やウィルスに対抗しているのは免疫細胞である白血球です。
血液を構成する成分は

  • 赤血球
  • 白血球
  • 血小板
  • 血漿

の4つになります。
免疫細胞である白血球が血液として体内を循環しているため体は病原体やウィルスによる感染を防ぐことができるのです。

冷え性の人は血液の循環障害となっている場合が多いです。
血行が悪いと免疫細胞(白血球)の循環も悪くなりますから病原体やウィルスへの感染リスクは高まります。
免疫力と冷え性の関係は血液の流れが関係です。

免疫細胞はガン細胞も破壊するほどの力を持っています。
その力を持っているのが次に紹介するナチュラルキラー細胞(NK細胞)です。



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体温上昇でナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性化

白血球はさまざまな細胞などで構成されており、なかでもウィルスなどに攻撃をしかけるのがナチュラルキラー細胞(NK細胞)です。
運動不足を解消することでナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化して免疫力が上がると過去に紹介したことがあります。

なぜ、ナチュラルキラー細胞が活性化するのかは調べた限りでは分かりませんでしたが、運動による体温上昇が関係していると私は考えています。
運動をすることと体温を維持することは別かもしれませんが、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)も低い温度より高い温度を好むと言えるのではないでしょうか。

2つ目のポイントとしてはナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させるには高い温度が必要。
冷え性の人は運動不足である傾向が強いです。
冷え性対策として適度な運動を取り入れて体温を上げる癖をつけるとナチュラルキラー細胞(NK細胞)も活性化して免疫力向上につながるかもしれません。

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ヒートショックプロテイン(HSP)で強化

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冷え性対策と下半身浴を紹介したときにヒートショックプロテイン(HSP)に触れました。
ヒートショックプロテイン(HSP)は熱を加える事で発生するタンパク質です。

ヒートショックプロテイン(HSP)の役割は下記の2つ。

  • 体内に壊れた細胞があれば修復
  • 修復不可能と判断した細胞は破棄

体内の細胞を正常に保つことに貢献しているのです。

壊れた細胞は将来的にガン細胞に変わる危険性がありますから、このヒートショックプロテイン(HSP)はガン予防にも効果が高いと言われています。
ヒートショックプロテイン(HSP)は免疫細胞のサポート役とも言えるのです。
温熱療法がガン細胞に効果があるのはヒートショックプロテイン(HSP)を働かせる意味があると私は考えています。

ヒートショックプロテイン(HSP)は体温より2℃高い温度で活発に作られると言われています。
入浴時に体温プラス2℃になるよう意識すると効果的に働かせることができるでしょう。

3つ目のポイントは冷え性対策でヒートショックプロテイン(HSP)の活性化が期待できること。
免疫力のナチュラルキラー細胞(NK細胞)をサポートしてより強い自己防衛力を手に入れられることになるでしょう。

10分入浴・全身浴で冷え性対策するならHSPを意識
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免疫力を高めるなら腸の環境整備

体温と免疫力の関係についてはおわかりいただけたと思います。
これが全てではありませんが、紹介した2つのポイントは体温との関係が深いです。
免疫力は体温が1℃低下で30%減少するのは納得いただけるのではないでしょうか。

免疫力を高めるには体温を維持することが大切ですが、免疫細胞はどのように分布しているかも知る必要はあると思います。
細胞が多いところを温めればより効果が期待できますからね!
ここでは一番多く免疫細胞が活動している場所を紹介します。

体の免疫力に一番多く活動している場所は腸です。
腸には免疫細胞の6割が集結しているそうです。

免疫細胞全体のなんと約6割が腸内に待機し、侵入してくる敵と戦っています。だからこそ、腸の免疫細胞を活性化することが、免疫力を高めるポイントとなるのです。
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出典:サントリー健康情報レポート>6割の免疫細胞が腸に宿る?

サントリー健康情報レポートではこのように説明されています。
なぜ腸にこれだけの免疫細胞が集まっているかというと食物の栄養を吸収する役割が腸だからです。

日本茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害すると紹介しました。
病原体やウィルスも腸から吸収されていきますので、免疫細胞は吸収の大元である腸で待ち構えて撃退するようにしているのです。

これができないと急性胃腸炎などの症状がでることがあると言えます。

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免疫力は体温が1℃低下で30%減少すると言われますが、免疫力の6割が腸で決まりますので腸内環境の整備こそが免疫力を高めるポイントになります。
冷え性対策として腸を温めることが免疫力アップに効果的と言えるでしょう。

私は下半身浴をして腸を温めています。
下半身浴中は活発に活動しているのかゴロゴロ音が鳴っておならが出やすいです。
温め効果は内蔵を元気にしてくれるでしょう。

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冷え性と免疫力は関係が深い

免疫力は体温が1℃低下で30%減少すると言われるように、低体温の状態では免疫力は低くなると考えて良いと思います。
冷え性で血行が悪いと免疫細胞はめぐりが悪くなります。

冷え性対策で温めることによって3つの免疫力向上が期待できると言えるでしょう。

  • 白血球の巡回改善
  • ナチュラルキラー細胞(NK細胞)活性化
  • ヒートショックプロテイン(HSP)活性化

そして腸には免疫細胞の6割が集結しており日々、病原体やウィルスを撃退していますが、温度が低いと免疫力は下がり感染リスクが高まります。
冷え性対策として下半身浴をすると腸の働きを活性化させる効果が期待できます。

免疫力を上げるには冷え性対策が有効になるということです。
体温が低下してしまうと効果がなくなることはないでしょうけど、免疫力の低下には繋がります。
免疫力を下げないためにも冷え性対策で温めること、血行を促進して熱を運ぶことを重点的に実践すると良いでしょうね。

健康的な生活をすることで良くなりますから、最終的に言えるのは生活習慣の改善です。

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追記2015/02/23

雑誌「いきいき」の2006年1月号にその記事が出たようです。

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出典:http://maccess.sakura.ne.jp/ishihara1.jpg

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