腸内フローラは細菌バランス!便微生物移植に注目

腸

当サイトは冷え性対策の情報を発信しているのですが、冷え性は健康的な生活を取り戻さなくては解決できるものではありません。
そのため体を温めるよりは健康的な生活をすることを重点的に紹介しています。

なかでもデトックス(解毒)は重要で、体内の循環をよくすることを強く主張しています。
私もそうでしたが、便秘は冷え性の大敵です。

今年の2月には「腸内フローラ」という言葉が脚光を浴びて腸内環境の重要性がより認識されるようになったと思います。
今回は腸内環境の正常化として注目を集めている「便微生物移植」という興味深い治療方法があることがわかりましたので紹介します。
知っている人多いかもしれませんが…



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腸内フローラとは腸内がお花畑のようになっている意味


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図書館に行ったらこの本を見つけました。
腸内フローラという言葉を最近はよく見かけるようになったなと思いましたので手に取ったわけです。

出版が2015年9月7日なので3ヶ月ほど前。
内容は2015年2月に放送されたNHKスペシャルの内容をまとめたもののようです。
Googleトレンドという注目のワードを調べるツールがあります。

WS000043

出展:Googleトレンド

※画像は拡大します

それを見ると放送されたあとに急激に上昇を見せているのです。
腸内フローラは2015年2月に誕生した新しいワードになります。
もっと古くからありそうな感じがしていたので不思議な感じです。

では、その新しい腸内フローラとはどんな意味の言葉なのか?
私たちの生活では腸内環境は「善玉菌」とか「悪玉菌」のように善悪によって区分する場合がほとんどかと思います。
乳酸菌サプリメントは「善玉菌を補給」みたいな広告文が目立ちますよね。

しかし、腸内フローラの考え方では善悪の区分はせず、すべての細菌がお互いに協力しながら腸内環境を維持しているととらえているのです。
フローラとは「集合」という意味があり、NHKスペシャルでは「お花畑」と表現していました。

フローラ

お花畑といえば色とりどりの花が咲き誇っています。
鮮やかな赤色の花もあれば、暗めな紫の花も入り乱れて咲いているものです。

そこには善悪はなくそれぞれが精一杯花を咲かしているわけです。
これと同じように腸内細菌も善悪はなく、それぞれの役割を果たせるようにバランス良く調整してきれいな花畑のようにしましょうという考えになります。



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悪玉菌はタンパク質を分解できる

腸内環境で悪者扱いをされる悪玉菌。
確かに腸内環境を悪化させて病気を引き起こしたりする困った細菌ですがタンパク質を分解するという重要な役割をもっているのも事実です。

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タンパク質は人間の筋肉を作るために必要な栄養素。
大豆は植物性タンパク質ながら筋肉を構成するタンパク質が摂取できるのでダイエット中の人でも安心して口にできるかと思います。

このタンパク質は善玉菌と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌には分解ができず、できるのは悪玉菌と呼ばれている細菌群です。
腸内から悪玉菌が消えてしまったらタンパク質が分解できなくなり、筋肉の衰えなどにつながる可能性もあるわけです。

ですから、善悪と区分するのではなくバンランスをとりましょうという話になります。
ちなみに、同じく善悪で区分されるコレステロールも同じ。

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コレステロールは細胞膜などを構成するのに必要な栄養素です、
悪玉コレステロールは細胞にコレステロールを供給するという重要な役割を持っています。

しかし、増えすぎると血液がドロドロになって動脈硬化の原因になったりしますので「悪玉」という不名誉な名称がついているのです。
悪玉コレステロールがなくなってしまえば細胞膜などが構成できなくなりますから、それはそれで健康を害する結果になるでしょう。

善玉コレステロールが悪玉コレステロールを上回った状態は問題です。
ですから、体内環境に存在する細菌は体外から侵入しているもの以外は役割を持って働いています。


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便微生物移植で腸内環境を取り戻す

ここまで細菌はバランスが重要であるという話をしてきました。
現代人は食生活の欧米化によって元来のような野菜中心の生活から肉が中心の食生活へと変化してきました。
この食生活の変化は腸内環境へも変化をもたらしています。

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野菜の消費量が多い長野県は長寿県となっています。

肉は動物性タンパク質ですから、上で紹介したように悪玉菌が消化するため活性化しやすいです。
焼き肉をやった翌日はおならがくさいのではないでしょうか?
これは悪玉菌が活性化している証拠です。

焼き肉を毎日食べている人はいないと思いますが、普段の食事に肉類は深く溶け込んでいます。
その蓄積は腸内環境を善玉菌優位から悪玉菌へと変えていくでしょう。

そうなると体内の細菌バランスが崩れて病気を引き起こしたりするわけです。
ここで悪玉菌優位となっているなら善玉菌を補給して対応するという手もありますが、健康な人の細菌を直接腸内へ注入する「便微生物移植」という治療方法が数年前から実施されているようです。

これは便から微生物を抽出して内視鏡などを用いて直接注入する方法だそうです。
日本では2014年3月に慶応大学病院が臨床試験をしたという情報だけで、今現在は経過観察中ではないかと思います。
海外では実績を上げており

難治性のクロストリジウム・ディフィシル腸炎※に悩む患者42人を3グループに分け、従来の抗生物質との効果の違いを見た。薬を使った患者の23~31%が改善したのに対し、ウンチ移植を1回したときの改善率は81%。2回の移植によって、改善率はなんと94%に達した(N Engl J Med.2013 Jan 31;368(5):407-15)。ウンチ、すごいです!
出展:日経トレンディ

日経トレンディではこのように紹介されていました。

細胞

「ウンチ移植」とありますが、おそらく細菌のみ抽出したものと考えられます。
糞便は食物残渣ですから、栄養にもならないものをわざわざ体内に入れる必要はありません。

善玉菌を増やそうという治療ではなく、バランスのとれた細菌を移植するという治療ですね。
便微生物移植の事例を考えると医療の現場では「善玉を増やす」という考え方らから「バランス重視」へと変わっているようにも見えます。

腸内フローラはバランス重視

平等 同じ 天秤

今回は腸内フローラについて簡単に紹介してきました。
腸内フローラと聞くと腸内環境を良くするために善玉菌を増やそうみたいなイメージを持たれるかもしれませんが、根本にあるのは善悪は関係なく必要な細菌が必要な分だけ存在して働きやすい環境にするというものです。

この記事でも便宜上善玉菌や悪玉菌と表現してきましたが、悪玉菌はウィルスのように悪さをするだけの存在ではありません。
タンパク質を分解するという重要な役割もあるのです。

それが肉食が中心となっているため、必然的に悪玉菌が活性化しやすくなっているだけです。
私たちの食生活が原因であり、悪玉菌に原因はありません。
それぞれの細菌が健康に寄与するような働きができる腸内フローラを目指していきましょう。

悪玉菌が増えると便秘になる理由は下記の記事を参考に。

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