みかんの皮・筋はビタミンPの栄養で体を温め冷え性に最適

みかん オレンジ

みかんが色づくと医者が青くなると言われ、風邪予防と言ったらみかんを食べるのが定番ですね。
(と言いつつ自分はあまり食べていない…)
2個食べると1日分のビタミンCが補給できるので医者要らずの食べ物でもあります。

みかんを食べるというと水分たっぷりの実の部分のことを言うと思いますが、皮や筋、袋のほうが健康によい栄養素ビタミンPが多く含まれています。
体を冷やす食品ですが、ビタミンPは体を温める栄養素です。
冷え性だから食べないと言わず積極的に食べたほうが良いかもしれません。



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みかんは陰性食品?陽性食品?

みかんは秋冬に旬を迎える食品です。
昔から旬のものを食べていれば健康を維持できると言われているため、当然ながらみかんは冬に食べるものというイメージかと思います。

日本の風景でこたつの上にみかんが置かれているものをよく見かけます。
みかんは冬の味覚なのです。

しかし、食物の陰陽表を見るとみかんなど柑橘類は陰性の食品であり体を冷やす力を持っています。
ですから、冷え性の人はみかんを食べないほうが良いという話もあるのですが、みかんは陰性食品でありながら陽性食品でもあります。

いつもの田中美津先生の陰陽表ではみかんは陰性食品にまとめられてしまっているので、仙頭正四郎先生の『家庭でできる漢方①冷え症』から引用します。

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出典:【楽天ブックスならいつでも送料無料】冷え症 [ 仙頭正四郎 ]P159

仙頭正四郎先生の書籍ではみかんの皮と実に分かれています。
体を冷やす要素を持っているのは実の部分であり、皮の部分は温める要素が強いとなっています。

栄養素も皮の部分、特に筋に豊富に含まれているのです。
豊富に含まれている栄養素こそビタミンPになります。



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ビタミンP(ヘスペリジン)は冷え性に効く

ビタミンの中でもあまり名前の効くことの無いのがビタミンPではないでしょうか。
私も冷え性について調べ始めるまでビタミンPについては知りませんでした。

サプリメントのDHCでもビタミンPは発売されています。

冷えにアプローチして“めぐり美人”に【DHC直販サプリメント】めぐりをうながして冷えにアプロ…

「冷えにアプローチして”めぐり美人”に」という記述があることがわかると思います。
みかんの皮の部分はビタミンPが豊富に含まれており冷え性対策に良いのです。
ビタミンPは複数の栄養素が集まった集合体で総称なのですが、主要な成分はヘスペリジンであり、ビタミンPと言ったらヘスペリジンを指すことが多いようです。

ヘスペリジンは血流循環を改善

ヘスペリジンは血管のメンテナンスをする効果を発揮することが分かっています。
そのなかでも冷え性に直接効果がありそうなのが、毛細血管の浸透性改善です。

毛細血管は体内の細胞に栄養を届けることが役割で、血液を運ぶ管としてだけでなく一定の浸透性を持ち染み出やすい構造になっています。

この浸透性が高過ぎると必要以上の栄養が染み出てむくみなどが起こります。
逆に少なすぎれば栄養が行き届きません。
冷え性になるのは染み出る量が少ないときですね。

ヘスペリジンはこの浸透性の調整する作用があると言われているのです。
もちろん血液は熱を運ぶ役割をしますから、栄養だけでなく熱の運搬もされません。
冷えやすくなるのです。

私も過去に手の冷え性を心療内科で訴えたところ、末梢の循環障害との診断をいただきました。

冷え性を心療内科で申告しユベラを処方してもらう
実は数年前に軽いうつ症状が出たので心療内科に通っています。 心療内科は自律神経関係の専門医ですから冷え性の相談をしました。   冷え性の症状が出ているのではないかという話をしたところ …

糖転移へスペリジンを摂取した後30分経過すると、サーモグラフィは赤色に。末梢の血行不良が改善され、手の皮膚温が上昇しています。その後、右手を冷水に1分間つけて負荷をかけると、皮膚温の回復が短時間のうちにみられました。
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出典:糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会>血流循環改善作用

ヘスペリジンには体をあたためる効果が確認されています。
これらの成分はみかんの実よりも皮の方が多いですから体を温めることが分かります。


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みかんに含まれるヘスペリジンの分布

ビタミンPのヘスペリジンはみかんの中でどのように分布しているのでしょうか。
同じく糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会に解説がありましたので引用します。

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出典:糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会>糖転移ヘスペリジンとは?

補足すると

  • 外果皮…一番外側、橙色の皮
  • 中果皮…外果皮の内側。筋やヒゲと呼ばれる部分
  • じょうのう膜…みかんの袋
  • 砂じょう…みかんの実(水分を含んだ粒)

皮の内側にある筋や袋に多くのヘスペリジンが含まれていることが分かります。
みかんの皮を剥いたら丁寧に筋を取って食べると思いますが、ビタミンPを捨てているのと同じなので付けたまま食べた方が良いのです。

ヘスペリジンは吸収されにくい性質もある

先程から「糖転移ヘスペリジン」という名前が度々登場していますね。
ヘスペリジンはみかんに豊富に含まれているのですが、天然のヘスペリジンは体内への吸収が弱い傾向にあるようです。

さらに、水にも溶けにくいためサプリメントなどで商品化するには向かず改良する必要があったようです。
そこで誕生したのが弱点を克服した「糖転移ヘスペリジン」になります。

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出典:株式会社 林原>沿革

開発したのは明治16年創業で食品や化粧品の開発を手がける株式会社林原です。
1998年に開発に成功し現在に至るようです。

DHCのビタミンPサプリメントも糖転移ヘスペリジンを使用しており、株式会社林原が開発できていなければサプリメンは販売されることがなかったかもしれません。
糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会によると天然のヘスペリジンよりも10万倍の水溶性が確認されれているようです。

みかんよりもサプリメントの方が効果的にヘスペリジンを摂取できるかもしれません。

みかんの温め効果は皮にあり

みかんは冬の味覚です。
そのため体を温める食品であるように思えるでしょう。

しかし、みかんの実は水分が多いため体を冷やす食べ物に分類されます。
寝る前にたくさん食べると寝汗が出たり夜間頻尿になるかもしれません。

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食べるならほどほどが良いでしょうね。

みかんを食べるときに、冷え性対策を考えるなら筋は食べるようにしましょう。
ここに体を温めるビタミンPが豊富に含まれています。

捨てがちになる筋を食べることに気をつけると良いです。
さすがに、みかんの皮を食べるのは苦味が強いので無理をしない程度に。

あとは農薬に気をつけるですかね。


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