弛緩性便秘は食事と運動で予防【食物残渣を増やす】

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出典:第一三共ヘルスケア>便秘の原因

便秘とは糞便のが腸内に蓄積して出てこなくなった状態を指します。
原因によって大きく分けて3つのタイプに分類されます。

  • 弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
  • 痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)
  • 直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

ここでは腸の働きが弱くなったことによって糞便が直腸まで運ばれる機能が弱り排便頻度が下がる便秘の紹介です。
上のタイプでは弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)にがこれに当てはまります。。

弛緩性便秘はどのような原因があり、どのように対策をしていくのか?
具体的に見ていくことにしましょう。



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弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

弛緩性便秘は腸の働きが弱くなったことで起こる便秘です。
ここで言う腸の働きは消化吸収もありますが、重要なのは糞便の移送になります。

弛緩性便秘は腸の「ぜん動運動」が弱まっている状態の便秘です。
胃や腸は消化したものを次の段階へ送る必要があります。
その役割をしているのが「ぜん動運動」と呼ばれる運動です。

食べたものは意志を持ちませんからベルトコンベアのようなもので運ばなくてはいけません。

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「ぜん動運動」はチューブ入りの生姜やわさびなどを想像してみるとわかりやすいでしょう。
出すときに下から強く押して出しますね。

「ぜん動運動」はまさにこの仕組です。
胃腸はぜん動運動で腸の拡張と縮小を繰り返し、食べたモノを徐々に押し出すよう肛門まで運んでいるのです。

この運動が弱まり肛門まで糞便が運ばれにくくなり弛緩性便秘となります。
便意は直腸に糞便が蓄積すると起こりますが、ぜん動運動が弱く運ばれませんので便意は起こりません。
直腸性便秘のように排便反射が起こらないタイプの便秘と異なります。



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ぜん動運動を活発化する対策が必要

弛緩性便秘は「ぜん動運動」が正常に働いていないことによる便秘です。
そのため対策方法は「ぜん動運動」の活発化になります。

それでは「ぜん動運動」を活発化するにはどのようにしたら良いのか?
「ぜん動運動」の機能が低下する要因は2つ。

  • 食生活の乱れ
  • 運動不足

弛緩性便秘は生活習慣の問題から起こる便秘と考えられているのです。
「食生活の乱れ」と「運動不足」の解消から改善が見えてきます。

食生活の乱れ

生活習慣病で食生活の乱れがよく指摘されます。
食生活の乱れによる健康への影響はさまざまですが、便秘に関して言うと悪玉菌の活性化が問題でしょう。

「ぜん動運動」は腸で起こるもので、悪玉菌が活性化した状態は腸の健康状態が良いものではありません。
人間は体調不良のときに力を発揮できないように、腸内環境が良好でないのに活発には働かないのは普通ですよね。

食生活の乱れから悪玉菌を増やしてしまったのなら、減らして腸内環境を改善する。
「ぜん動運動」を復活させるには最も重要なことです。

また、無理な食事制限によるダイエットを実践して栄養バランスが崩れた食事をしている人も多いでしょう。
当然ですが食べる量を減らせば排便量は減るので便秘を引き起こします。

運動不足

適度な運動は健康的な生活をするには必要と言われています。
こちらに関しても健康に与える影響はさまざまです。

詳細はあとで触れますが、「ぜん動運動」を復活させるには運動も必要と考えられます。
ある筋肉を鍛えることで「ぜん動運動」への刺激になると言われているのです。

弛緩性便秘で「ぜん動運動」の働きが弱っているのであれば、運動によって刺激を与えることも検討すると良いでしょう。

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ぜん動運動を復活させる方法

弛緩性便秘の改善には「ぜん動運動」の復活がポイントです。
先に「ぜん動運動」が働かなくなる要因として

  • 食生活の乱れ
  • 運動不足

の2つを紹介しました。
これらの要因に対してどのように対策を講じていけばよいのか?
その詳細に触れていきたいと思います。

食生活の乱れの改善

暴飲暴食 肥満

食生活の乱れを改善することは栄養バランスのとれた食事をすることと同じですね。
栄養バランスがとれた食事をすることも弛緩性便秘の改善には重要です。

糞便の移動が起こるのは大腸です。
大腸内では悪玉菌と善玉菌(ビフィズス菌)が働いています。

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善玉菌と大腸は酸性の状態を好み、悪玉菌はアルカリ性の状態を好みます。
「ぜん動運動」が起こりやすいのは大腸が好む環境である酸性です。

これが食生活の乱れから悪玉菌が活発化してアルカリ性となると「ぜん動運動」の働きも弱まります。
食生活の改善は腸内環境を酸性に戻して「ぜん動運動」が活発になるのです。

「ぜん動運動」の活発化には腸内環境の改善もありますが、食物残渣が多い食品を食べることも有効です。
肉類は消化が悪い食品であると言われています。

このように消化の悪い食品は食物残渣が多いので「ぜん動運動」の刺激になります。
タンパク質の体内吸収は高いので適度な摂取は必要です。

ただし、肉類は悪玉菌を活性化させるので、過剰摂取には気をつけなくてはいけません。
おならのニオイが臭かったら悪玉菌が活性状態であると見ましょう。

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運動不足の改善

運動不足解消としていますが、「ぜん動運動」を復活させるには特定の筋肉を鍛えると良くなると考えられます。
特定の筋肉とは腹筋です。

腹筋のある場所はどこでしょうか?
小腸・大腸とほぼ同じ場所にありますよね。

腹筋を鍛えることで小腸・大腸の働きも活発化できるようです。
トレーニングをすることで刺激にもなりますしね。

直腸性便秘は排便する力が弱いことによる原因もあります。
腹筋を鍛えると「ぜん動運動」を刺激するだけでなく、排便する力も付くのです。

経験済みだと思いますが、排尿は腹圧がなくても出ますが、排便は腹圧がある程度ないと出せません。
肛門括約筋が通路を閉めていますので、これを力を使って開ける必要があるからです。
便意があればこれが刺激となり筋肉が緩み排便が正常にできます。

腹筋に限らずウィーキングやジョギングは温め効果がありますから内蔵が活発化します。
「ぜん動運動」を活発にするためウォーキングやジョギングを取り入れてみるのも方法でしょう。

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副交感神経の刺激

原因として紹介しませんでしたが、副交感神経が働かないとぜん動運動が鈍るとも言われています。
「ぜん動運動」は副交感神経が働いているときに活発になると言われています。

私は下半身浴をしているのですが、入浴中にお腹がゴロゴロ鳴っています。
ゴロゴロ言うのは腸内のガスが移動しているためですから、ぜん動運動が働いている証拠と言えます。

弛緩性便秘であればリラックスタイムを作ることも対策になると考えられますね。

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弛緩性便秘は「ぜん動運動」の正常化

弛緩性便秘の原因と対策方法について紹介してきました。
やるべきことはぜん動運動の正常化です。

食生活の乱れをなくして運動不足の解消。
生活習慣病予防をすることで弛緩性便秘の対策にもなります。

そして副交感神経が優位にある場合は「ぜん動運動」が活発になる点にも注目します。
排便機能が高まり便秘解消になると考えられています。

私も便秘でしたが、食べる量を少しだけ増やして運動を取り入れるなどあの手この手をして徐々に良くなってきました。
健康的な生活をしていれば自然と良くなるかもしれません。
食べ物は腸内環境を良くするものに加えて食物残渣の多いものがオススメですね。

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