直腸性便秘は大腸ガンの原因に直結!下剤の乱用にも注意

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出典:第一三共ヘルスケア>便秘の原因

便秘とは糞便のが腸内に蓄積して出てこなくなった状態を指します。
原因によって大きく分けて3つのタイプに分類されます。

  • 弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
  • 痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)
  • 直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

ここでは排便反射が鈍ってしまい、便意を感じなく排便困難な状態である直腸性便秘について取り上げます。
このタイプの便秘は大腸ガンの8割くらいを占める直腸ガンのリスクが増します。

痙攣性便秘はどのような原因があり、どのように対策をしていくのか?
具体的に見ていくことにしましょう。


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直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

直腸に糞便が滞ってしまい排便の障害が出ている状態です。
糞便は最終的に直腸まで運ばれて一定量になると便意を起こして排便を促します。
この便意を起こすのが排便反射であり、機能が鈍ると便意が起こらず直腸性便秘になるのです。

直腸性便秘は「ぜん動運動」の弱まりも関係していると言われています。
糞便が直腸まで運ぶ機能が弱まっているのが弛緩性便秘でしたね。

弛緩性便秘であると排便頻度が下がりますから、それに影響されて直腸の排便反射も機能低下します。
直腸性便秘は弛緩性便秘との併発することもあるのです。

弛緩性便秘との違いは残便感

直腸性便秘と弛緩性便秘は症状が似ているため間違いやすいと言えるでしょう。
併発もあるので決定的な見分け方はないのですが、ある程度なら判別は可能かと思います。

直腸性便秘の場合は残便感があります。
直腸に糞便が蓄積してますからスッキリした感覚がないのが特徴です。

弛緩性便秘は「ぜん動運動」の問題ですから、排便行為自体には問題はありません。
排便後に「まだ残っているような感じ」があれば直腸性便秘と言えます。

実は排便が毎日であってもスッキリしなければ便秘の扱いなのです。
残便感はいきみ過ぎると出ることもあるので、これも判断が難しいのですが。

私は切れ痔なので排便困難な状況から残便感は強くあります。
毎日出しているので次に紹介する直腸ガンのリスクにはなりませんが、便秘解消とはなっていませんね。


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直腸ガンのリスクが増える直腸性便秘

そして一番怖いのが大腸ガンの8割を占めると言われる直腸がんを引き起こすこと。
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大腸ガンが見つかる場所はこの赤枠の部分がほとんどだそうです。

内臓でガンにならないのは心臓と小腸と言われていますね。
この2つは内容物の通過時間が短いためガン細胞ができにくいと言われています。
逆に長期間同じ場所に保管しておくことはガンリスクを高めるということになると言えるのではないでしょうか。

赤枠で囲った部分は肛門付近で最終的に到達する場所です。
直腸性便秘のように長期間の糞便蓄積はガンリスクを高める結果となります。

原因は排便反射の鈍り

直腸性便秘の原因は排便反射の鈍りです。
直腸に糞便がある程度たまった状態で便意が正常に起こらなくなるのが問題です。

弛緩性便秘のように糞便の移送に問題があり、結果的に排便反射が鈍ることもありますが、便意を我慢するなどで弱くなることもあります。
排便反射が鈍る要因を紹介していきます。


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便意の我慢

頭痛

排便反射が鈍る原因で一番多いのが便意の我慢ですね。
健康上の問題でないため、どんな人でも便意を我慢すれば便秘になります。

排便に対して恥ずかしさがあり我慢してしまう人は、直腸性便秘が疑われるようです。
高齢者に多いと言われており、介護を受けている人は便意を我慢する傾向があると言われています。

また、痔主の人も便意を我慢しやすい傾向にありますね。
私は便秘が長引いた結果、切れ痔となってしまいました。

切れ痔はトイレが真っ赤になるので排便恐怖になるのです。
恐怖感から便意が消失してしまい2~3日に1回になります。
これは悪循環を生むので私は毎日出して硬便にならないよう気をつけているのですが、あれはトラウマになるレベルなので便意を我慢してしまうのも納得できることです。

あと日本人は公衆トイレで糞便をすることをためらう傾向にあります。
私も公衆トイレで糞便はしたくないので我慢するタイプですね。
恥ずかしさから便意を我慢するのも排便反射を鈍らせる原因となるでしょう。

排便を習慣づける対策

対策方法としては便意を我慢しないと言うことなのですが、こればかりはどうしようもない部分もあります。
そのため対策方法は排便を習慣づけることです。

正常な排便の人は、毎朝、朝食を必ず摂ります。胃が膨らむと直腸がしぼむという反射(胃ー直腸反射)が人間には備わっています。(朝食を摂らない人は、この反射を退化させていきます。ここから便秘がスタートするのです。)そしてたとえ便意が無くとも便座に座るのです。
出典:藤井クリニック>便秘との戦い

大阪の藤井クリニックのサイトではこのように紹介されています。
食事をすることで胃が膨らみ直腸がしぼむという反射が起こるようです。

食事による排便反射が起こせると言うことになりますね。
私も食後の便意が一番多いです。

1日の排便回数は1回程度で3回くらいまでが適正と言われています。
朝食をとり通勤・通学前に1日1回の排便をするように習慣をづければ外出先での排便は防げるでしょう。

排便反射は反射なので習慣づけることができます。
高校までは大便トイレは和式しかなく入りたくなかったので毎朝出していました。
習慣づけることはできるでしょう。

下剤に依存している

薬

排便を下剤に依存している場合も自力での排便が困難となります。
排便反射の鈍りを起こしますので直腸性便秘の原因となるでしょう。

下剤は酸化マグネシウムを用いています。
非常に強い吸水性を持っているので、便秘の場合は腸内での過度な水分吸収を抑え糞便を軟らかくする作用があります。
食物繊維のような役割をするのです。

下剤は強制的に排便機能を刺激するものですから、依存し過ぎると便意が起こりにくくなります。
体が慣れてしまい薬が効かなくなる状態です。
(この場合は冷えとりによる毒出しをすると症状が長引く可能性も)

下剤によっては長期的な服用が大腸にメラニン色素が貯まる大腸メラノーシスを引き起こす危険性もあります。
副作用が直腸性便秘を悪化させる方向へ働き始めることも覚えておかないといけません。

胃の検査でバリウムを選択すると下剤を飲んで無理矢理出します。

私が下剤を飲むのはこれくらいですね。
切れ痔の処方箋としてもらったのですが、2回くらいしか飲んでいません。

下剤依存をせず自力

できるならば下剤に依存しないで出せるようにすることです。
上記で触れたように下剤は長期服用すると副作用が出ます。

下剤は糞便の水分吸収を抑える働きをしますので、それを自然にできるように対策が必要となるでしょう。
食物繊維は水分を抱え込む働きをするので下剤と似た作用がありますよね?
このようにできる限り食品から代替となるものを探して取り入れていくことも大切でしょう。

炭水化物は善玉菌を活性化させてガスを発生させます。
発生したガスは「ぜん動運動」を刺激するので便意が起こりやすくなるでしょう。

食品のなかには排便反射機能を刺激するものが多数あります。

食物残渣が少ない食事

生野菜

言うまでもありませんが、食物残渣が少なければ便意は来ません。
(食物残渣は食べ物の残りカスで最終的に糞便となる)
糞便そのものが無いですからね。

食物残渣が少ない食べ物をばかりでは糞便が作られないので排便反射も起こりにくくなります。
さらに、「ぜん動運動」も起こりにくいので弛緩性便秘の原因にもなるのです。

肛門括約筋を開かせる必要がある

直腸と肛門の間には肛門括約筋があります。
この筋肉があるので直腸内部に糞便が溜まっていても漏れてくることはありません。

肛門括約筋は自律神経によって制御されているので自分でコントロールは難しいです。
そのおかげで自分で意識していなくても糞便が出てこないのですが。

私の場合は軽い便意を感じてトイレでいきむと鉛筆のような細い便が出ます。
肛門括約筋が緩んでいないのに、腹圧で無理矢理出した結果でしょうね。

肛門括約筋を開かせるためにも糞便が増える食物残渣が多い食品が必要です。

さらに便意の我慢も必要かもしれません。
便秘を気にし過ぎると自律神経を刺激して便意は頻繁に来るようになることがあります。
(私はそのタイプのようです)

上記の記事でも触れていますが、排便は風船から空気が抜けるようなものです。
内部に糞便が十分でなければ勢い良く出てくれません。

勢いを付けるにはある程度の我慢が必要になるでしょう。
私は便意を感じてお腹が5分以上ゴロゴロ鳴ったら出すようにしています。

直腸性便秘は放置すると危険

直腸性便秘の原因と対策方法について紹介してきました。
直腸性便秘は便意を起こす排便反射に支障が出ることによって起こります。

糞便が長期的に直腸に蓄積すると水分吸収によって硬便となり出にくくなるのもそうですが、腐敗が進むことで大腸ガンのリスクが格段に高くなります。
健康的なうちは免疫力が防いでくれますが、免疫力が落ちると悪化する危険性はあるでしょう。
低体温の人は注意ですね。

排便反射は

  • 便意を我慢
  • 下剤に依存している
  • 食物残渣が少ない

これらが要因となって起こります。
直腸性便秘で一番の多い要因は便意の我慢と考えられるので、我慢しないように排便反射に逆らわないことが大切ですね。

と言っても、便意が起こったらすぐトイレと言うのはなかなか難しいでしょう。
排便反射は反射ですから神経を鍛えると自然と起こります。
通勤・通学前に確実に出すことを意識すると改善するでしょう。

下剤に依存しているのであれば、依存しないで出せるように習慣づけることも必要です。
食事制限によるダイエットが原因で便秘になっているなら食物残渣の多い食品を選ぶことも必要でしょう。

直腸性便秘は何度も言いますが、大腸ガンの8割を占める直腸ガンを誘発します。
ただの便秘と放置するとあとで後悔することになるかもしれません。
将来のリスクを減らすためにも直腸性便秘の改善は必要です。

便秘・大腸ガン予防にはゴボウに含まれる水溶性食物繊維「イヌリン」も効果的です。

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