私は中学校時代に水泳部に所属していた経験があります。
社会人になってからも運動不足解消のため一時期市民プールに通いましたがサボり気味です。
(代わりにジョギングやっています)
冷え性対策には運動は欠かせませんので再開しようと思ったのですが、
冷え性は水泳やっていいのか疑問になりました。
当時は冷え性対策していなかったので。
見た限りでは積極的にしたほうが良さそうだったので水泳が冷え性に良い理由をまとめてみます。
泳げない人でもできる水中ウォーキングも一緒に扱っています。
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水泳は体を冷やすイメージ
冷え性対策に水泳と聞くとどのようなイメージを持たれますか?
おそらく「なんで体を冷やすようなことをする?」と疑問になるのではないでしょうか。
確かに水泳は水に浸かりますから体を冷やす行為です。
体育の授業で水泳は7月くらいからですが、水泳部は6月から入ります。
6月のプールは地獄のような冷たさですよ。
冷え性にとってはある意味地獄のようなものかもしれませんね。
しかし、調べた限りではやっていけないという情報はほとんどありませんでした。
むしろ積極的に実践したほうがよいという意見が多数です。
やってみると分かりますが、泳ぎ始めてしばらくすると体中が熱くなってきます。
ただし、注意点はありますのでその点だけは守ったほうがよいでしょう。
心臓への負担
こちらの記事で下半身浴か全身浴どちらがよいかを扱いました。
全身浴は心臓に負担をかけるので高齢者など心臓が弱い人は避けた方が良いと言うことでしたね。
水泳は全身を水に浸します心臓への負担は当然大きいです。
ですから、お年寄りのような心臓機能に自信のない人は注意しないといけないかもしれません。
とはいうものの世の中にはスゴイ人もいるのです。
100歳超えの現役スイマーについて紹介します。
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100歳スイマー長岡三重子さん
長岡三重子さんという100歳を超えても現役のスイマーがいらっしゃいます。
過去にNHKのゆうどきで紹介されたことがるそうですね。
中高年が年齢別に記録を競うマスターズの世界記録をいくつも持つ長岡さんですが、泳ぎ始めたのは、80歳の時。膝が痛いのを治そうと、プールで水中歩行を始めたのがきっかけでした。初めは25mも泳げませんでしたが、1か月ぐらいかけて泳げるようになると、自己流で長距離を泳ぐようになります。85歳で、マスターズの大会でいきなり5つの日本記録を、90歳の時には、イタリアで行われた世界大会で3つの銀メダルを獲得。
出典:NHK>世界記録11持つ、99歳のスイマー、長岡三重子さん。「とことんやらにゃ 気がすまんのです」
放送は2014/01/09なので現在御年100歳です。
長岡三重子さんは最初水中ウォーキングからスタートして本格的に水泳をはじめられたそうです。
最初は25mも泳げなかったそうですが、現在は背泳で記録更新を続けるまでになったいます。
「2014スポーツ報知マスターズスイミング長水路大会」
で3分39秒81を記録し自己記録更新をしたそうです。
世界記録の更新でもあります。
背泳は呼吸が確保された状態の泳ぎで、心臓も水面の浅い位置になりますから高齢者でも比較的取り組みやすい種目になります。
前方が見えないのでスタート台に頭をぶつけないよう注意は必要ですが。
水中ウォーキングだけでなく泳ぎで体力をつけたいというのであれば背泳が良いかもしれません。
私は背泳は思うように進めないので苦手でしたね。
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全身を動かせて負担の少ない運動は水泳
陸上で行う競技には足への負担が非常に大きくかかります。
地球上には重力が存在しますから避けては通れません。
ジョギングやランニングをするにしても体重が乗りますので膝への負担が重い人ほど大きくなります。
重力を緩和してくれるのが水中です。
100歳スイマー長岡三重子さんも膝故障回復を目指すリハビリからスタートしています。
リハビリのための水中ウォーキングだったのですね。
重力が少ないですからリハビリにも適しています。
水中ウォーキングは浮力で重力が緩和されているので膝にかかる負担が少なくなります。
さらに水中は水圧がかかりますから足を前に出すのも力が必要になってくるでしょう。
これは足の筋肉を鍛えるには非常に良い運動になります。
1時間くらい水中ウォーキングをしたあとプールから出ると足がものすごく軽く感じます。
空気中よりも足を前に出す力が大きいということです。
水泳なら腕の筋肉も同時に使いますから全体の筋肉がバランスよく鍛えられます。
負担が少なく筋肉が鍛えられる運動は水泳でしょう。
ランニングやジョギングでは腕を鍛えるのは難しいですが、水泳ならできると考えられます。
今の基礎体力があるのは中学時代の水泳のおかげであると思っています。
肺を鍛えて基礎代謝アップ
水泳は基本的無酸素状態で行う運動になります。
ですから肺活量を鍛えるには非常に良い運動です。
人間が生きるために必要なエネルギー消費を基礎代謝と言います。
生きていくには呼吸は必要不可欠なので肺を鍛えることはを呼吸筋を鍛えることにつながります。
体内の筋肉を活発にすることで血液は温まりますから冷え性にも効果的ということがわかると思います。
ただし、冷え性対策でも血行促進も必要です。
水泳も有酸素運動と無酸素運動の二つの側面があります。
ジョギングとランニングの関係のようにどれだけの運動強度で実践したかにより変わります。
アスリートのように記録更新を目指せば無酸素運動です。
健康のため息の上がらない程度の強度であれば有酸素運動といえるでしょう。
水泳においてもバランスが重要かと思いますね。
水中ウォーキングは息が上がるほどではないので有酸素運動になります。
適度に筋肉も付きますのでオススメですね。
中学時代は水泳部だったという話
もともと太り気味で運動が苦手、脂肪をまとった人のほうが浮きやすく寒さに強く水泳は向いていると聞いたので自分に出来る運動は水泳しか無いと思いました。
小学校時代は金槌だったので自信はありませんでしたが。
3年生の引退時期まで在籍して地区大会にも出場でき結果的に金槌は克服できました。
当時作り上げた基礎体力が今を支えています。
社会人になってから一時期市民プールに通ったのですが、最近はサボリ気味。
冷え性であっても積極的にしたほうが良さそうなので時間を作って実践していきたいところです。