水毒解消の食べ物について毎日新聞の記事に疑問あり!

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出典:<梅雨時に要注意>むくみの原因にもなる「水毒」

2015年6月22日に毎日新聞から「<梅雨時に要注意>むくみの原因にもなる「水毒」」という記事がネット上に公開されました。
Yahoo!トピックスにも出たので目にした人も多いのではないでしょうか?

6月も終わりいよいよ夏が到来します。
夏の冷え性もありますから水分摂取には気をつけたい季節ですね

今回アップされた記事にも対策方法が紹介されていますが、私がこれまで調べてきた話と食い違う部分もあります。
そのあたりを紹介していきます。


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体を冷やすのはカフェイン

私が今回疑問に感じたのは「◇アイスコーヒーのがぶ飲みは禁物」の部分です。
アイスコーヒーの飲み過ぎは体を冷やすので注意しましょうと言う話ですね。

これについて異論はありません。

水毒に至る原因は、食事の偏りや運動不足にあるとされています。対策としてはまず、体を冷やす飲み物を避けること。それは物理的に温度の低い氷水やアイスコーヒーなどを避ける、という意味だけではありません。
漢方ではすべての食べ物を、体を温めるものと冷やすものに分類しています。例えば緑茶やコーヒー、ジャスミンティーなどは体を冷やす飲み物です。いずれも暑い国由来のもので発汗作用があり、体温を下げます。
出典:<梅雨時に要注意>むくみの原因にもなる「水毒」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

毎日新聞の記事にはこのように書かれています。
東洋医学における食物の分類はおなじみですね。

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出典:【楽天ブックスならいつでも送料無料】新・自分で治す「冷え症」 [ 田中美津 ]P88

陰性食品は体を冷やす作用があります。
コーヒー、緑茶は陰性側です。

なぜ体を冷やすと言われているのかは書かれていないのですが、体を冷やす作用をしているのは当サイトでも何度か紹介しているようにカフェインです。
ジャスミンティーについては当サイトで扱ったことはありませんが、コーヒーと緑茶は多くのカフェインを含んでいます。

カフェインは脳の血管を収縮させるため頭痛薬にも使われますが、その分他の場所に血液を融通させないといけません。
カフェインを摂取するとトイレに行く回数が増えませんか?

これは尿を作る腎臓の許容量が増えて、その分尿を作られるようになるためです。
利尿作用は東洋医学における「気血水」のうち「水」を逃がすことにあたります。

人間のほとんどは水分でできており、体温で温められています。
温められた水分が排泄されるのですから、体温が逃げると同意なのですね。

実際に排尿したあとに身震いをすることがあると思います。
身震いは体温が低下したときに起こりますから、膀胱内の温度は下がっている証拠です。

このようにカフェインのような利用作用のあるものは体を冷やす食べ物に分類されやすいです。


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紅茶、番茶、ほうじ茶は原材料が同じ

個人的に疑問になったのはその次の部分です。

一方、体を温める作用が強い飲み物には、紅茶、番茶、ほうじ茶などがあります。英国、日本など比較的寒い国で生まれた飲み物であることからもわかりますね。
出典:<梅雨時に要注意>むくみの原因にもなる「水毒」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

このように書かれていますよね?

言っていることは正しいようにも見えますが、番茶もほうじ茶も紅茶ももとをたどれば緑茶です。

原材料が同じ「チャノキ」という植物を使っているのに、寒い国とか温かい国とかそのようなくくりで説明するのは無理があると思います。
(ここで言う緑茶は緑の色素が強めに出る玉露や1番茶あたりを指していると考えられます)

ではなぜ「緑茶」はダメで「紅茶、番茶、ほうじ茶」は良いのか?

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出典:一保堂茶舗>成分

こちらの記事で詳しく触れていますが、番茶とほうじ茶はカフェインが少ないです。
番茶、ほうじ茶は3、4番茶あたりで比較的夏頃に収穫されます。

収穫時期が遅れるとカフェインは減る傾向にあるので、1番茶のように早く収穫されたものよりカフェインが少ないのです。
紅茶はさらに発酵させる過程があるので鮮度は必要なく「番茶、ほうじ茶」と同じ収穫時期が遅い3、4番茶が加工されます。
カフェインの含有量は「番茶、ほうじ茶」とほぼ同じです。


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紅茶、番茶、ほうじ茶は温める?

毎日新聞の記事には「紅茶、番茶、ほうじ茶」は温めると紹介されているのですが、これについては上記のようにカフェインが含まれています。
そのためコーヒーや収穫時期の早い1番茶などの緑茶に比べたらカフェインは少ないです。

しかしゼロではないので温める作用があるとは言えないでしょうね。
加えて、私は水分が多いものは体を冷やすと見ています。

体内に水分が入れば利尿作用が出るのは当然だからです。
飲んだものを発汗で全て出し切るのは不可能ですし、排尿しなければここで扱っている水毒症に陥ることもあります。

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出典:【楽天ブックスならいつでも送料無料】新・自分で治す「冷え症」 [ 田中美津 ]P88

東洋医学に基づいた分類でも中庸に近い位置にあるだけで、陰性の領域を出ていません。

最終的にはバランスが大切

今回は毎日新聞に掲載された水毒をテーマにした記事に対して疑問を投げかけてみました。
細かい話と言えばそうなのですが、温める飲み物だからといって過剰摂取する人もいそうなので記事にしてみたのですが。

過剰摂取は水毒症になるのでそれはないですかね。
冷え性対策において温める食べ物や飲み物を考えることは大切なことです。

それを気にし過ぎると飲み物はすべてダメという話になるかもしれません。
緑茶は冷やすと言われていますが、カテキンのような殺菌作用があるので健康を考えたら飲んだほうが良いです。

飲むならほどほどにが一番でしょう。
毎日新聞の記事にもありますがバランスなのです。

紅茶の場合は生姜を入れると温め効果が上がります。

最終的にバランスのとれた食事と運動をすることで健康は維持できるでしょう。
変な終わり方ですが、今回は毎日新聞の記事対する疑問を書いてみました。


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